「テザ 慟哭の大地」今後の上映予定です。
全国の皆さま、ぜひご覧下さい。
◆横浜 シネマ・ジャック&ベティ 11月 5日(土)〜18日(金)
◆横川シネマ(広島平和映画祭) 11月26日(土)〜12月9日(金)
◆東京 下高井戸シネマ 12月17日(土)〜23日(金)
◆福井 メトロ劇場 2012年1月7日(土)〜13日(金)(夜1回)
◆札幌 蠍座 2012年1月以降
◆神戸アートビレッジセンター 上映時期調整中
◆京都みなみ会館 上映時期調整中
◆山口情報芸術センター 上映時期調整中
「テザ 慟哭の大地」今後の上映予定です。
全国の皆さま、ぜひご覧下さい。
◆横浜 シネマ・ジャック&ベティ 11月 5日(土)〜18日(金)
◆横川シネマ(広島平和映画祭) 11月26日(土)〜12月9日(金)
◆東京 下高井戸シネマ 12月17日(土)〜23日(金)
◆福井 メトロ劇場 2012年1月7日(土)〜13日(金)(夜1回)
◆札幌 蠍座 2012年1月以降
◆神戸アートビレッジセンター 上映時期調整中
◆京都みなみ会館 上映時期調整中
◆山口情報芸術センター 上映時期調整中
『テザ 慟哭の大地』明日6/18(土)より渋谷シアター・イメージフォーラムにて公開となります!よろしくお願いいたします!

東京で唯一の「エチオピアレストラン・クイーンシーバ」で映画チケットを提示するとエチオピア・モカコーヒーなどワンドリンク進呈【ただし、一品以上のご注文が必要です】
(中目黒・クイーンシーバ TEL 03-3794-1801)
エチオピアの主食、インジェラという円柱状の酸っぱいパンが大好きなんです。(写真の一番下です)
これは小麦粉からつくられたものではなくて「テフ」という穀物から出来ていて、健康にもすごく良いんだそうです。ぜひお試しください。
『テザ 慟哭の大地』パンフレットに掲載される、ハイレ・ゲリマ監督のインタビューからの抜粋です。この発言を読むとどんな映画か気になりませんか?
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———最初にお聞きしたいのは、あなたが過去に口にされた「武器としての映画」についてです。どういうことか教えてもらえますか?
———『テザ 慟哭の大地』は製作に14年かかっていますね。
製作ではなく資金集めにです。
エチオピアでの撮影は8週間でした。アジス・アベバで3週間、タナ湖やムッソリーニ山を撮ったゴルゴラで5週間です。
資金は十分ではありませんし、天気と戦い、個々の登場人物と戦いながらの8週間ですから、これはもう奇跡でした。カメラマンのマリオ・マシーニに負うところが大きいと思います。彼の撮影した『父 パードレ・パドローネ』(パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ監督)を見たのは、私がまだ学生の頃で、私にとってマリオと仕事ができるのは、たいへんな名誉でした。
ドイツでは、わずか6日間。15日あれば助かったところですが、6日で撮影しました。多くの人の努力のたまものです。編集は時間がかかりました。資金の有無とは無関係に、私は映画をパンケーキやハンバーガーのように扱いたくありません。映画には形があって内容がありますが、これが感情に変わるまでには編集室での苦闘があります。育ち盛りの赤ん坊を抱えているようなものです。私は通常1年から2年ほど時間をかけます。ただ、ここでもやはり資金の問題がありました。編集とサウンドトラックにかかった時間は、ひとまとめにすれば1年ちょっとだと思います。ただ資金の関係で後回しにしたドイツでの追加撮影などもありましたし、実際にはかなりの時間がかかっています。
———資金集めですか。なるほど。『テザ』はどのような作品でしょうか。
全体としては、居場所をなくしたアフリカの知識人層の話です。これは私の世代が経験したことですが、外国から近代化をもたらすべく、私たちは国外に出されます。まるでちょっと水汲みにでも出かけるかのように。異国での出会いと人間関係は、この旅の魅力的な部分ですが、それも私たちは崇高な使命のために拒否します。いわばどこにも居場所のない、宙ぶらりんの状態となるわけです。こうしたアフリカ人は多くいましたが、彼らの物語が伝えられることはなく、その内面の葛藤を誰も知りませんでした。
———自伝的な作品でしょうか。
私自身の物語とも重なりますが、集団的な自伝という言い方を私は好みます。
(以下、全文はパンフレットに掲載されます)


